名称 | STUDIO FLAT(スタジオフラット) |
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所在地 | 横浜市都筑区中川中央1丁目24-20 |
交 通 | 横浜市営地下鉄線「センター北」駅 徒歩1分 |
構造規模 | 鉄骨造 地上4階建て |
用途・戸数 | 7戸 |
間取り | 1R |
竣工年月 | 2002年3月 |
総合企画・設計・監理 | 株式会社ランドブレイン |
施 工 | 東急建設 |
歴史博物館や遺跡公園など、日本の貴重な歴史の跡を多く残す場所でありながら、 大規模なショッピングモールや、新しい住宅が次々と出来上がる「港北ニュータウン」。 平成20年から新たな沿線「グリーンライン」が開通するなど、数年前より再開発に加速がつき始めています。 港北ニュータウンは「申出換地」という手法で区画整理が実施され、 「センター北」駅前に2区画の用地を交換されたオーナーより、まだ駐車場であった本地の管理を依頼されました。早々にマンションを建てる方、開発の進行を鑑み土地のまま所有される方、様々な考えが錯綜していた2000年初頭、駅前はまだ閑散としている状態でした。
容積率600%の商業地域である本地は、10階建まで可能でありながら、様々な協議や制限の掛かる場所でもあり、駐車場として管理を続ける間、様々な事業検証を行いました。最終的には鉄骨造4階建てのマンションを2棟同時に建てるプランニングとなり、事業がスタートしました。外観の特徴は、ブルーのガラスとALCパネルを交互に配し、サッシの枠もデザインに取り込みながらアルミのラインが交差し、 単調になりがちな建物に表情を創り出しています。ブルーの窓ガラスは、熱線反射により、デザインと外からの視界を遮る役目を兼ねています。駅前という立地性から、1階を店舗、2階から4階を事務所用途も可能な住居スペースとしました。余分なものは極限まで省くことを考え、天井は無く、構造体の鉄骨まで視界が開放されます。
浴室も省き、シャワーブースのみとし、出来る限り居室スペースに割り当てました。
インテリジェンスな外観にラジカルな空間。そのギャップに驚きながらも、気に入って長く住まれる方が多い人気の物件になっています。